Excelのセルに数式を作成する際、「Excelの相対参照についてわかりやすく解説!」「絶対参照で数式を作成する」「複合参照で数式を作成する」と3つのパターンがあります。
絶対参照とは何か
絶対参照とは、数式に指定したセルを常に固定する方法です。
相対参照で数式を作成した場合、オートフィルで数式をコピーすると相対的にセルがずれますが、絶対参照で式を作成するとコピーしてもセルがずれることがなく、常に固定されます。
絶対参照を指定した数式

絶対参照の数式をコピー

上記のように、絶対参照指定をした数式をコピーしても参照しているセルは固定されるようになります。
数式をコピーしても参照するセルを常に同じにしたい場合は絶対参照指定で数式を作成するようにしましょう。
F4キーで絶対参照の$マークをつける
数式に絶対参照の$マークを付けるにはキーボードのF4キーを使用します。
F4キーを0回押す→相対参照(例:A1)
F4キーを1回押す→絶対参照(例:$A$1)
F4キーを2回押す→複合参照(例:A$1)
F4キーを3回押す→複合参照(例:$A1)
2回押した場合のA$1は、列Aは相対参照、1行目は絶対参照として固定となります。
3回押した場合の$A1は、列Aは絶対参照として固定、1行目は相対参照となります。
相対参照と複合参照の数式について
相対参照と複合参照についての解説はこちらの記事をご覧ください。
Excelの相対参照についてわかりやすく解説!
複合参照指定で効率良く数式のコピーをする方法